本館、山形座 瀧波 原田誠シェフ
15.5／20.0 3トック

日本全国、宿として掲載されたのは5軒のみ
山形県で単独1位の点数でした。

ゴエミヨ、フランスの美食ガイドブック
ミシュランと並ぶ格付け雑誌

世界15カ国で展開され、「予約の電話から見送りまで」という、いわば舞台全体が評価されています。

評価は、20点満点中0.5点刻みの点数と、それに応じたトック（フランス語で「コック帽」の意）の数で行われています。

※ゴエミヨの本文内ら一部抜粋させていただきます。

メインのきめ細かくしっとりとした米沢牛は、完璧な火入れで最高の状態に仕上げ、酸味が心地好い甘長唐辛子と茸のピクルスを付け合せにするセンスは見事しか言いようがない。
和と伊が程よくミックスした魅力的な料理を、サービス陣が明るく盛り上げる。

（なお、料理は日によって内容が変わります）

OSTERIA SINCERITAの朝ごはんは、日本一の米、黒澤さんの「夢ごこち」を土釜で炊き上げます。

炊きたて、蓋を開けた時の何とも言えない甘味をまとった優しい香り。

もちっと炊けているにもかかわらず、一粒一粒が艶やかでしっかりと立っています。

香り、甘味、もちっとした食感、美味い米です。

日本一、最優秀賞

2000年、「おいしい米づくり日本一大会」@秋田県大潟村

審査員として参加していた山本益博氏曰く

「もちろん全国の優秀な農家が出品してくるので、どれも甲乙つけがたい出来ですが、不思議なことに「味」「香り」「粘り」などの項目で全部満票をとる米がひとつだけあり、それが黒澤さんの「夢ごこち」でした。

「魚沼産のコシヒカリに負けないおいしい米を作りたい」という一心で研究を重ね、みごとなコメを完成させました。

炊いてみれば、その色ツヤのよさといい、ほんのり甘みのあるふくよかな味わいといい、出色の米であることがわかります。正直、おかずもいらないほどです」。

マリナーズ時代のイチロー選手、ヒットを量産するための朝カレーが有名でしたが、そのお米は黒澤さんがシアトルまで送っておりました。

サッカーワールドカップ、「ブラボー」長友選手の結婚式の引き出物が黒澤さんの「夢ごこち」。

460年余の歴史

安土桃山時代初代 黒澤元広氏が、永禄四年（1561）、稲作を初めてから460年余

21代 黒澤信彦氏が1991年に就農

次世代、22代 黒澤拓真氏が2017年に就農

なだ万さん、旬房さん@六本木ヒルズ、梢さん@パークハイアット東京は、黒澤さんの米を愛してやまないお店です。

世界一ブランドの基準が高い米沢牛

未経産の雌牛、生育期間32ヶ月以上の牛しか認められておりません。

米沢牛は雪深い冬を、3回越えて深い味わいになります。

神戸牛は去勢された雄牛でも認められ、松阪牛は未経産の雌牛だけですが、生育期間の条件は付きません。

畜産家もさまざま努力されております。

オリジナルのエサ作り。米ぬかを食べさせて、オレイン酸たっぷりの、口溶けの良い脂に仕上げます。

また、30センチの寝床を用意したりして、快適な生育環境を作っています。

肉の旨味は、対極の味、酸味、苦味、渋味が甘みを引き出します。

かめばかむほど甘味が口に広がるのが米沢牛です。

日本で唯一の完全オーガニック栽培

舟形町は赤湯温泉から90km余のところ。

実は、マッシュルームだけが生で食べられる唯一のキノコ。

OSTERIA SINCERITAでは、生のマッシュルームを薄くスライスして、薔薇の花に仕上げてご提供することも。フレッシュながらワイルドな香りをお楽しみください。

ブラウンマッシュルームは、野趣溢れる風味が特徴で、濃厚な風味が楽しめます。4時間煮込んで濃厚なソースでご提供することもあります。

ジャンボマッシュルームは、直径13〜15cm、通常の約10倍の大きさ。味と香りにさらにワイルド感があります。

軸が太く、大きく、肉質がしまっている物が最高の物です。

美味しさの本当の秘密は、堆肥のつくり方。大豆の搾りかす、馬の厩舎から出る肥料、コーヒー豆の搾りかす、石膏などを加えていらっしゃるそうです。こだわりがすごい。

OSTERIA SINCERITAから2km先の山の麓の鶏舎で、平飼い、放し飼いで、自由にストレスなく育っている元気のよい鶏さんの卵です。

毎日のように届く新鮮な卵で、黄身が盛り上がった、ぷっくり具合を見れば一目瞭然です。

つや姫米を栽培されている新関さんが大事に育てていらっしゃいますので、主食を全てトウモロコシから米に替えられました。色もライトイエローで透明感があります。

また、さらなるこだわりでケミカルを与えない方針。これらのおかげで、味わいがピュアでクリアなものになっております。特別な卵です。

置賜盆地の宝石です。

レストラン横に、菜園を設けました。

お料理に香りと彩りを添えるお花や、ハーブ。この夏の季節には里芋を育てています。摘んだばかりのフレッシュハーブの香りは格別です。

イタリアンの夕食とは打って変わって、メインは土釜で炊いた黒澤ファームさんの「夢ごこち」、日本一のお米です。スライスしたばかりの生ハムでお召し上がりください。

朝採り野菜のサラダ、「フルーツ王国」山形の搾りたてのフレッシュジュース、山形名物の芋煮を米沢牛で作っちゃいました。